バックナンバー [ 11月 2010 ]

くるみ幼稚園 リズム発表会について⑦(くるみ合唱団)

♪くるみ合唱団♪(^o^)/について

くるみ幼稚園リズム発表会では、毎回午後の一番はじめに、お父さんお母さん有志の皆さんによるくるみ合唱団の、とっても楽しく素敵な演目をご披露して頂いております(^○^)                                        

しかしちょっと考えてみると、子どもたちの発表会に何で大人が出て来るのか・・・? と、不思議に思う方が中にはいらっしゃるかもしれませんので、ここで、このくるみ合唱団についての歴史を少し調べてつづってみたいと思います(^-^)

 

くるみ幼稚園リズム発表会の過去のプログラムを調べてみますと、大人有志による演目が記載されているのは意外と早く、昭和38年度に行った第2回からのようです。この時には「くるみ会賛助出演」と書いてありますので、たぶん保護者の会=くるみ会のお父さんやお母さん有志がコーラス等をご披露して下さったのでしょう。

その後、昭和43年度第7回までは、子どもたちの演目しか書いてありませんが、もしかして、”飛び入りで”・・・ということがあったかもしれませんね(>_<)

第8、9回と、第12、13回には、職員によるコーラスが演目に入っており、昭和50年度第14回に「くるみコーラス」という名称が出てきます。これは多分母親有志だと思われます。その後大人は出演したりしなかったりですが、昭和60年度第24回から、「母親コーラス」という記述が正式に登場しています。学習センターというかなり大きな、そして本格的な舞台が掛川市に新しく出来たことが大きく起因しているような気がいたします(^v^)

その後「母親コーラス」の皆さんには、何年かずっと連続で出演して頂きまして、平成5年度第32回には、何と母親コーラスと同列で「父親コーラス」という名称が出てきます。その翌年には「OTTO合唱団」と名前を変えて、堂々とお父さんたちだけでのコーラスや音楽劇を、母親コーラスと二本立てで行って下さったようです\(^o^)/

OTTO合唱団は、当時の会長さんが他のお父さんたちに呼び掛けて有志を募り、オペレッタやコーラスをやったみたいです。以前、当時の会長さんとお話をする機会があったのですが、その時はとにかく、「父親たちで集まって、何かすごいモノをやりたかった」そうで、これはまさに父親たちのパワフルな教育力と言え、とっても素晴らしいことなんだなと思います(^◇^)

そしてそのOTTO合唱団と母親コーラスとが合体融合し、平成12年度第39回の時に『くるみ合唱団』としてお父さんお母さん混成の合唱団として発足、それが現在も続いているわけであります。名前は変わりましたが、母親コーラスやOTTO合唱団設立の際の思想は、立派に今日のくるみ合唱団が引き継いでいると言えるでしょう(^◇^)

始めのころは、これら大人の演目がどういう位置づけだったのかは想像するしかありませんが、母親コーラスはかなり本格的で、単独の出演に加えて、園児演目中の前園長作曲オペレッタの伴奏を、楽器アンサンブルで生演奏した時もあったようです。今は演目の時間的・演出上の制約があったりして、そこまでするのは難しいでしょうから、豪華と言えば豪華だったのかもしれません(>_<)

とにかく当園では、こうやって長年に渡って、お父さんやお母さんも一緒になって子どもたちと同じ舞台に上がって頂いてきました。もちろん、発表会は子どもたちの表現の発表の場であるわけですから、あくまでも子どもが主役で大人はわき役であり、言ってみれば「余興」という位置づけではあるのでしょうが・・・(>_<)                 しかしここまで続いていると、これはもはや伝統とも言え、リズム発表会活動の立派な一翼を担っていると言っても過言ではないでしょうね(^O^)/

 

さて、発表会の舞台になります掛川市生涯学習センターには、1000人以上のお客様が入れますし、舞台も広く、照明・音響等もプロの演奏会にも耐えられるモノを使用しています。ですから、そういう場に立って何かを「表現」するということは、例え演者がプロだったとしても、かなりの緊張を強いられると思います。                    実は子どもたちは、そんなにスゴイ舞台で各演目を行う訳ですから、これは本当に称賛に値することと言えるのでは無いでしょうか?\(^o^)/

そうやって考えていくと、くるみ合唱団の皆さんは、子どもたちが経験する複雑な”気持ち”をほぼ同じように感じることが出来ると思います。言わば親子間で同じ気持ちを同じ日に味わって共有するという訳ですよね(^O^) 緊張感だけではなく、終わった後の達成感とか充実感というポジティブな感情も一緒に(^◇^)                   この体験は、親子の関係がさらに親密になるかもしれませんね!! 

だけどこういった感情っていうのは、やはり実際にやってみないことには本当のところはわからないでしょうし、そういう意味でもくるみ合唱団の皆さんの勇気には、私どもとしても脱帽・敬服をいたしておりますm(__)m 

今後もチャンスがある方には、ぜひともこのくるみ合唱団に楽しくご参加を頂いて、くるみ幼稚園リズム発表会をご一緒に盛り上げて頂きたいと思っています\(^o^)/ 

広い舞台の上でまばゆいスポットライトを浴びながら思いっきり体を動かしたり声を出して表現するということは、基本的にはとっても気持ちの良い、すごく素晴らしいことだと思いますよ!!(^O^)

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園の教育(行事紹介)|2010-11-30|

くるみ幼稚園 リズム発表会について⑥(自己表現)

くるみ幼稚園リズム発表会まで残すところ1週間を切り、子どもたちは徐々に仕上げの段階に入っております(*^^)v  毎日の練習で、昨日より今日、今日より明日と見違えて上達していく子どもたちの姿を見ていると、子どもたちの吸収力とは本当に凄いんだということをまざまざと実感する時期でもあります\(^o^)/

友だちと一致団結して協力し、時に叱咤し合い、時にやさしく励まし合いながら真剣に練習に取り組んでいるその姿は、まさに複雑な社会の中での人間関係の根本的なものを見ているようで、時々「ドキッ」としてしまうことがあるんですよね・・・(-_-;) 

くるみ幼稚園リズム発表会について』も、⑥回目となりましたので、今回はそういった子どもたちが発表会に取り組む内面(心情)を探ってみたいと思います。

 

発表会での子どもたちの自己表現

練習については以前少し書きましたが、開始の時期は概ね1ヵ月くらい前からです。最初は先生が前に立って振付を見せて、それを真似て踊ることから始まりますが、しかしそれは子どもにとっては日常生活の延長線上と言えるのでしょうか。

なぜならくるみ幼稚園の場合は、一年を通して何らかの曲に合わせて体操などを行っており、たとえば運動会の時の体操だって、広い意味ではこのリズム発表会の踊りの基礎的なものととらえることができるでしょう(@_@)

子どもたちにとって、面白い音楽に合わせて体を動かすということは、ごくごく自然で楽しいことであって、ここが大人とはちょっと違う感覚なのでしょうね(^v^) 

従いまして、そういった環境が当園には既に整っておりますので、練習への導入もまったくゼロからという訳ではなく、また子どもにとってもさして困難ではなく、たぶん大人が思うよりもずっとスムーズに、そして何より自ら進んで自発的に行えるのが特徴であると思います。楽しいから、面白そうだから体を動かしてみる・・・と言うのが彼らをつき動かす最も大きい動機なのでしょう。

それを学術的には、「内発的動機付け」と申しますが、これが幼児教育にとっては重要なことであり、子どもの心身の発達には欠かせないモノであると言えます。そういう、子どもたちの心の奥底から湧き上がってくる純粋な欲求を満たしつつ、集団教育の中である一定の方向へと導いていくということが、幼稚園教育の醍醐味であると言えましょう。

  

先に触れましたが、例えば大人が舞台の上で表現を行うと言うことには、様々な抵抗が発生します。それは、ある種の羞恥心や遠慮といったものなのでしょうか。

また章を変えて書きたいと思いますが、今般も活躍が期待される『くるみ合唱団』のお父さん・お母さんたちは、逆にそれらの負の感情をご自身で克服していると言うことであり、それはとても称賛に値するものだと私は思います・・・(^O^)/

 

さて、子どもたちが「舞台の上で自分の躍動する姿を他者に見せる」という行為は、まさに一種の「自己表現」の手段であります。人間社会において「自己の内面を表現して相手に伝える」と言うことは非常に重要なことでしょうし、人間関係を築く上での基礎的なもの、と言えるでしょう。

人間は大きくなるにつれて徐々に言語を獲得していきますから、だんだんと自己表現は言葉だけで行われることになっていくと考えられますので、いつしか、身体動作による表現に対しては、一種の恥ずかしさのようなものが芽生えてくる・・・つまりは大人になると身体で表現するのは苦手というかあまり必要がなくなってくる、ということなのかと思います。

しかし、感情などの表現を、あまりにも言語に頼りすぎた場合は・・・どうでしょうか? 私たちは日本人ですから日本語を使用しますが、例えば外国の人たちに「自己表現」したい場合は? 英語ならまだしも、他の言語を使用している人たちに伝えたい場合は??? ・・・と、実は言語に頼りすぎるのには限界があるではないでしょうか?                                                                 要は相手に何かを伝える自己表現手段をたくさん持っていることが、他者とのコミュニケーションを取る際には有利となり得るということだと思います。

驚くべきは、子どもたちがほとんどそれを日常的に、半ば本能的に行っているということでありましょう。それは子どものボキャブラリーの少なさを補う等の理由に起因する部分もあるのでしょうが、それでも大人から見ればその行為は驚嘆に値するものだと思います。

こうして考えていきますと、子どもたちの精いっぱいの表現活動であるくるみ幼稚園リズム発表会が、いかに人間にとって基礎的かつ重要なものかをわかって頂けるのではないかと思います。                               

発表会で躍動する子どもたちを見て、彼らが、踊る(自己表現をする)喜びに満ち溢れている姿を、是非とも感じとって頂けたら幸いに存じます(^v^)

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園の教育(行事紹介)|2010-11-29|

くるみ幼稚園 リズム発表会について⑤(外部の皆さんとの関わり)

 園外部の皆さんとの関わり

前回は、当事者である保護者の皆様の協力体制について書きましたが、今回は外部の方々の協力体制についてちょっと書かせてください。

『くるみ幼稚園 リズム発表会について③』で、発表会当日の約1週間前に学習センター側と打ち合わせを行うということを前に書きました。会場を管理しているのは、(財)掛川市生涯学習振興公社の皆さんですが、くるみ幼稚園リズム発表会は学習センターが出来た時からの行事ですし、さらに言えば、教育目的で使用するという掛川市の生涯教育の理念に完全に合致する訳ですから、そう言う意味でもセンターの皆さんはこころよく協力して下さいます(^O^)

さらに、掛川市生涯学習センターには、舞台演出を専門にして下さる(株)アスの方々がいらっしゃって、音響や照明などをお願いすることになります。一曲ごとにこちらの意図を伝えて、本番ではそれにそった素晴らしい演出をして下さるのですが、それはやはり今までの長い年月を掛けた積み重ねが沢山あるからなのでしょう。本当にありがたいことです。

 

それから、コジマカメラさんと、テイク・イメージスタジオさんにはビデオと写真をご担当頂きます。実は両社社長さんは、過去にくるみ幼稚園くるみ会会長さんを引き受けていただきましたので、園との関係はとっても長いのです(^O^) コジマさんには様々な場面の写真を園用としてご提供頂きますし、テイクさんには、当日会場ロビーにとっても大きなモニターを設置して頂いて、ホールの外でもその様子が良くわかります(@_@)

    

 

その他にも、(株)兵頭楽器店の皆さんには、やっぱり音楽の祭典ということで、楽器の搬入から調整まで色々と関わって頂いておりますし、プロの音楽家にも、実際の演奏から音楽的な監修にも関わって頂いております。また、シルバー人材センターの皆様には駐車場の整理をお願いしていますし、お弁当やお菓子を配達して下さる業者さんなど・・・枚挙にいとまがありません。

 

保護者の皆さんにお手伝いを頂くのとは若干趣が異なり、彼らは言ってみればその道のプロですので、依頼されたことは「業務として」確実にこなすことは、当たり前と言えば当たり前なのですが、皆さんそれ以上にこのリズム発表会に心を寄せてくれているのではないかと感じています。私の贔屓目がかなり入っているのかもしれませんが、本当に様々な人たちが思いを寄せて作り上げた絆が、そこに存在するんだと強く感じるんですよね。これがまさに地域に密着した、地域とともに存在するということなのでしょうか(^O^)/

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園の教育(行事紹介)|2010-11-27|

くるみ幼稚園 リズム発表会について④(保護者の皆さんとの関わり)

 発表会での、保護者の皆さんとの関わり

『リズム発表会について③』で、全体的な流れをご説明いたしましたので、今回は、協力して頂ける保護者の皆さんとの関わりについて、御礼がてら少し書きたいと思います。

 

役員さん・地区委員さん・学級委員さん・他のみなさん

前回も書きましたし、保護者の皆様にはお手紙が出ておりますが、リズム発表会ではたくさんの保護者の皆様にご協力を頂いておりますm(__)m  何年も継続して行っている伝統があるとは言え、園から外に出て行事を行うことには、園内で開催するよりも様々な不都合や困難が生じますので、どうしても色々な人たちのご協力を仰がなくては難しい部分があるからです。

 

役員さんには、受付・保安・舞台・会場係等のリーダーになって頂き、地区委員さんにその下について仕事をしてもらいます。学級委員さんには、控室で着付係をして頂きます。当日ご自分のお子さんの出番の時にはその姿を見て頂きますが、会場の席に終始座ってじっくり見るという訳にはいかないでしょう…(+_+)

こうして書いてみると、「何か役につくと子どもをしっかり見れない!」という声が聞こえそうですが・・・(>_<)

しかしながら、今までそういった役をやって下さった方々に伺いますと、概ね「楽しかったです」とか「感動しました!」というご感想を頂いております(^◇^) 『発表会について②』で書きましたが、くるみ幼稚園リズム発表会は、あくまでも「ハレ」であり、例えればイベントやお祭りに近いものがあると思います。ですからそう言って下さる方々は、単に見るだけでなく、一緒に参加することで楽しんで頂けたのだろうと想像しています。

役に付くということには、何かしらの仕事が発生しますから、ある種の責任が生じて緊張感にとらわれてしまい、それが煩わしいということもきっとあるでしょう。                                          でも、基本的に幼稚園の行事とは、「楽しいもの」であります。当園の目標も「みんなでつくるたのしい幼稚園」と言うくらいですから(^○^)  この”楽しい”には、子どもたちはもちろんのこと、子どもたちを取り巻くすべての人たちが楽しい雰囲気を味わって頂くという意味が含まれており、それは幼稚園(特に私立幼稚園)には大切だと考えております。ですから、特に役に付いて下さった方々には、是非とも発表会を「楽しんで」頂きたいです。

 

ちょっと話がずれてしまいますが、幼稚園教育とは、やはり家庭内での教育があってこそ生きるものであります。ですから、ご家庭と園とはお子さんのことについて密に連絡を取り、信頼し合うことで、より良い子育てが出来るのではないかと言われます。車に例えたら、まさに両輪のように(*^_^*) 

行事を通して、”一つの目標に向かって一緒に頑張る”ということは、そこに自然と信頼感一体感が生まれ、さらには達成感を味わうことで充実感満足感が得られる訳です。子どもたちはそういう大人の様子を間近で見ることにより、人間社会にとって最も重要であると思われる「人間関係」を、実感として学ぶことが出来るでしょう。まさに「親の教育力」の発揮ですね\(^o^)/

何度も言わせて頂きますが、「保護者も参加しろ!」という”強制”ではもちろんありませんので・・・(^○^)         こちらとしては、「園が子どもたちと一緒にとっても楽しいことをしてるんだから、子どもが小さい時は皆さんも一緒に楽しみましょうよ!」くらいの気持ちであります。”踊るあほうに見るあほう、同じあほうなら踊らにゃ損・損”と、うたにもありますが、そんな心境でしょうか・・・

 

そうは言っても保護者の皆さんの楽しみ方は千差万別であるはずで、”一緒に積極的に参加して楽しむ”のも、参加はしないけれど”客席から子どもたちのかわいい姿を見て楽しむ”のも、それは人それぞれですから、何もしないからと言って負い目を感じる必要はまったくないと思います。前にも書きましたが、家庭の数だけご事情がある訳ですからね(^-^)

このように、くるみ幼稚園リズム発表会は、多くの皆さんのご協力によって成り立っていると言っても過言ではありません。 現代社会は、人と人とのつながりが非常に希薄になっていて、自分に利益が無いと動かないという利己主義的な人が増加していると言われるくらいドライな世の中のようですが、この発表会は、子どもを取り巻くすべての皆さんの温かいまなざしにより、成立しているのだということをとても強く実感いたします。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m

                                                            (直)

 

園の教育(行事紹介)|2010-11-26|

くるみ幼稚園 リズム発表会について③(取組み方)

発表会への取り組み

くるみ幼稚園リズム発表会について』も、今回で③回目になりました。

前2回は、“歴史”と“概念”という、ちょっと硬い内容でしたので、今回は、園がどのように発表会に取り組んでいくのかを少しご説明させて頂きたいと思います(^O^)

 

選曲と事前準備

発表会の準備は、まず選曲から始まります。その際特に気をつけることは、学年に一つは、おざわたつゆき(前園長)作曲の曲が入るようにすることでしょうか。--同氏の乳幼児のための曲は、現在日本中の幼稚園や保育園で使用されていると考えられますが、作曲者(創作者)が前園長な訳ですから、当然ながら当園が”オリジナルということになりますので・・・(^◇^)--

それからもう一つ、学年で一曲は必ず”新曲”を入れるようにします。伝統を受け継ぐのと同時に、時代に合わせた新しいものを加えていくという意味でも。

曲がだいたい決まったら、それに合わせた衣装を用意したり、足りない物の調達や制作をしたり、保育室やホールに舞台と同じラインを引いたり、部屋ごとに使うCDを編集したり・・・と、子どもたちが無理なく練習を行えるような環境を設定していきます。

 

練 習 

それら準備が整いますと、子どもたちはいよいよ練習に入っていきます。学年ごとにクラスを解体して曲ごとに行うのですが、振り付けに関しては、子どもたちはすぐに覚えてしまい、その吸収力は大人よりもずっと早いです(^O^) 驚くべきことは、特に年長さんくらいになると、自分がやらない曲もすぐに覚えてしまうということでしょうか。朝、子どもたちが登園後~主な活動に入る前は、全部の曲を園内に放送するのですが、自由遊びの中で自分以外の曲もしっかりと踊っているのがよく見受けられます。

下の写真は自分以外の曲をみんなで見ている所ですが、こうやって見ることによって、さらに興味が出て覚えてしまうのでしょうかね・・・。ある種の才能とも言えますね。子どもってスゴイです(^◇^)

 

本番に向けての準備 

概ね11月のはじめころ、役員会を開催して役員さん地区委員さん学級委員さんたちに、どのように発表会に関わっていただくかを決めていきます。各家庭にも、衣装直しのお願い・当日の服装・座席のこと・お弁当の注文のことなどをお手紙で配布しますので、保護者の皆さんにも段々と発表会モードへと気持ちを移行して頂きます(@_@) 特に有志の皆さんでしていただく衣装直しは、まさに園と家庭が一体となった「親の教育力の発揮」ですね(^_^)

本番の一週前には、舞台になる学習センターと綿密な打ち合わせを行い、曲ごとのイメージを伝えます。当園の発表会はセンターが出来た時からの催し物ですから、学習センターのみなさんもとても良くわかっていて下さっており、曲に合わせた素敵な照明効果等を作成してくださいます(*^_^*)

 

リハーサル 

いよいよ本番の週になりますと、園ホールで、衣装を着て、本番さながらで行う「園内リハーサル」を行います。この時には、子どもたちの着付けや道具出しなどで、保護者の方々にも何人か一緒に「参加」して頂きます。園内リハをやってみることで、修正点が出れば残された時間の中でギリギリまで修正を加えていきます。

子どもたち・先生たち・お父さんお母さんたちも、園全体が“発表会”という目標のもとに一致団結・協力して子どもたちを見守っているのが、もっとも分かり易く現れている時期ではないでしょうか\(^o^)/

 

前 日

前日の午前中には、子どもたちは実際に学習センターに行って、実際に舞台の上で踊ってみます。本番の舞台は園のホールと少し違うので、その際の舞台感覚などの確認です。午後には、衣装や舞台装置など様々なものを、学習センターへ搬入して、衣装に着替える部屋を作ったり、看板などを取り付けたり、大道具をセッティングしたりします。この際にも、保護者の皆様にはお手伝いを頂いております。

そして、いざ当日になり、本番が始まる・・・という次第です・・・。

  

こうして書いていくと、本番を迎えるまでには、本当に様々な準備が必要であり、色々な人たちの協力があってこそ行える、まさに一大イベントなんだと、改めて実感します。この場をお借りいたしまして、皆様に感謝申し上げますm(__)m

基本的に、子どもたちにとって発表会とは、楽しい遊びの一つであり、あくまでも日常保育の延長線上です。そうは言っても、中には人前で表現するのが苦手だったり、恥ずかしくて十分に力を発揮できない場合もあるかもしれません。しかしたとえそうでも、本番前の一か月間の準備や練習で、友達や先生など色々な人と関り合いながら、一緒に協力して発表会に挑もうとする「心」は誰もが持っており、そしてそれは非常に重要で、賞賛に値することであると思います・・・。

保育者としては、幼児たちのその「心」の変化(成長)を、発達に応じて無理なく導いていけるように常に考えて発表会に臨めるように心掛けていきたいといつも思っています。

 

保護者の皆様も、くるみ幼稚園リズム発表会に一緒にぜひともご参加頂きたいですね。もちろん、保護者の皆様にも色々なご事情があるのは承知しておりますので、出来る範囲内で充分ですので(^_-)-☆  役員・地区委員・学級委員さんたちのように、子どもたちと一緒になって喜びや楽しさなどの達成感を味わいながら、深く関って頂くのも大歓迎ですし、もちろん、“観客”として、子どもたちにたくさんの拍手を送っていただくのだって、素晴らしい参加の方法でありましょう(^O^) 

当日は、子どもたちの可愛く、そしてたくましい様子をたっぷりとご堪能下さいm(__)m

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園の教育(行事紹介)|2010-11-23|

くるみ幼稚園 リズム発表会について②(教育的意義)

発表会を行う教育的意義

くるみ幼稚園には、運動会・リズム発表会・絵画造形展に、年長の一泊保育を合わせて主に4つの大きな行事があります。1学期には一泊保育が行われます。

一泊保育の様子は下記を・・・http://www.kurumi.ac.jp/kurumi/blog/letter/20100721-29.html

そして2学期に行う行事が、運動会リズム発表会です。

運動会の様子は下記を・・・http://www.kurumi.ac.jp/kurumi/blog/news/20100925-87.html

 

さて、幼児期における教育とは、「生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なもの」であり、幼児期の「特性を踏まえ、環境を通して行うもの」であることが基本です。従いまして、幼稚園としては、この基本原則に則り、様々な環境を構成して、遊びを通して子どもたちの健やかなる身体の成長に十分配慮し、創意工夫した教育課程を編成していきます。

教育課程には「ねらい」が必ず存在し、それが総合的に達成されるように幼児の生活体験や発達過程を考慮して、具体的な内容を組織していかねばなければなりません。

その具体的な内容が、くるみ幼稚園の場合は、身体的発達に重きを置いた運動遊び=運動会、身体表現や音楽センスに重きを置いたリズム遊び=リズム発表会、自己の内面表現に重きを置いた表現遊び=絵画造形展となっており、そこが一応の目指す地点であります。誤解しないで頂きたいのは、もちろん3つの行事は見せる形こそ違っておりますが、元々はすべてが幼児の日常活動の延長であり、それらは絶えず複雑に絡み合っていることをご理解下さい。

行事とはそういう幼児の活動の集大成でありますが、そこがゴールと言う訳ではなく、子どもたちの可能性は今後もずっとずっと先まで広がっていく訳で、通過点と言った方が良いのかもしれませんね(^◇^)

 

幼児の日常保育活動の節目節目に当たるのが行事であり、それを行うことで前述した「ねらい」の達成度をはかり、次の目標に向かって幼児を導いていくことが、幼児教育の大まかな概略でありましょう。行事には、教員たちによって綿密に計算されたカリキュラムが存在し、そこに向けての教育的・段階的な指導とそして反省が必ず存在するのです。

 

ケとハレ(日常と非日常)」という言葉があるのですが、行事はそのうちの「ハレ」に当たります。この「ケとハレ」は、人間社会においてどんな民族にも必ず存在し、人間にとってはそのメリハリは無くてはならないものだと言われています。たとえば、どこの街にでもありそうな”お祭り”はハレです。逆にいえば、もしそれらが存在しないのならば、それはもう人間集団とは言えないのか、それとも、物凄く進化した人間たちなのか・・・? でしょう・・・。

そうして考えていけば、私たちが行っているこのリズム発表会も、とっても意義がある活動であり、子どもたちには無くてはならない行事だと言えるのです。・・・もっとも、子どもたちはそんな学術的な難しいことを考えることは無く、ただ「楽しいから」という遊びの中で行っているのが主だと思います。もちろん幼児の場合はそれで十分で、そういう活動を通して様々なことを発見していってくれたら良いと思います。

 

長々と行事論を展開してしまいましたm(__)m 幼児期における行事活動がいかに重要かを言いたかったのですが、ちょっとわかりにくかったかもしれません。なんか論文のようになってしまって申し訳なかったです。

ここまでは、いわゆる一般的な行事論でしたが、最後にくるみ幼稚園リズム発表会をもう少し説明させて下さい。

 

くるみ幼稚園は、こういった一般的な幼児教育論を十分に踏まえた上で、それらに加えてさらに質の高いものを目指しています。それは園の幼児教育内容のすべてに言えることなのですが、このリズム発表会にはそれが顕著に現れると思います。

たとえば、園内では行わずに生涯学習センターを使用することで、大勢のお客様に幼児の成長の様子をご覧いただけること。

さらに、センターの音響・照明技術を駆使することで、子どもたちの活動の様子がより引き立ち、より素晴らしいものに映ること。園のホールで同様のモノをやっても、専門ホールの持つ設備にはとてもかなわないでしょう。

そうなると、外部の方々にご覧頂く訳ですから、当然見るに値する確たるモノを作り上げなくてはいけないこと。・・・子どもたちが主役ですので、その主役がスポットライトを浴びて引き立つように、妥協はしないで、衣装や小道具などなど、長い年月をかけて作り上げてきた物に加えて、毎年新しく作り足していくものがたくさんあります。

もちろん、その主役たる子どもたちの生き生きとした姿を本番で最大限発揮させるためには、日々の保育の中での活動を、いかにスジの通ったものにしていくかが大きなウェイトを持っているでしょう。幼児の集中力を考慮した練習方法や声掛けなどなど、立派な舞台で演じさせるための様々なノウハウは、長い歴史の中で徐々に培ってきたものであり、一朝一夕に出来上がったものでは決してありません

・・・とまぁ、難しいことを沢山述べてしまいましたが、要は、保護者の皆様が実際にご覧になって、楽しく、見るに値し、心が感動する素晴らしいもの、にすることを常に念頭に置きながら作り上げてきた、という訳であります。

以上のようなことを頭の隅に入れて発表会を鑑賞して頂ければ、より子どもたちの活動が際立って見えるのではないでしょうか・・・?? 

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園の教育(行事紹介)|2010-11-21|

くるみ幼稚園 リズム発表会について①(発表会の歴史)

平成22年12月4日(土)には、掛川市生涯学習センター 大ホールにて、くるみ幼稚園 第49回リズム発表会が行われます。くるみ幼稚園の行事の中でも最大級のものであり、現在園では、子どもたちも先生たちも一丸となって練習や準備を行っているところです(^O^)

これから、この場で何回かを費やしまして、リズム発表会に関する様々な情報を皆様に発信させて頂き、くるみ幼稚園のリズム発表会とはどんな行事なのか? どうやって作っているのか? 子どもたちはどうやって発表会を行うのか? 鑑賞する時のポイントは? などなど、色々と皆さんに知って頂き、また違った角度からこの発表会をお楽しみいただけたら幸いに存じます(^○^)  どうぞ発表会までお付き合い下さいませm(__)m

 

  

くるみ幼稚園リズム発表会の歴史

くるみ幼稚園をご卒園された方は、以下をご覧いただいて、ご自分の小さいころを思い出すのではないでしょうか? かく言う私も卒園児ですので、「そう言えばそうだった!」と思い出すことが多々あります\(^o^)/

リズム発表会は、開園の時から毎年欠かさずにずっと行っている行事ですので、今回で49回目です(^○^)   過去の発表会を、当時のプログラム等の記録資料から発掘しますと、記念すべき第1回は、昭和38年3月2日・3日の二日間で行っており、場所は園の”遊戯室”でした。

第2回目以降は、たぶん園の遊戯室では狭かったのでしょう、西南郷小学校中央新館大音楽室で行われました。現在の掛川市立中央小学校だと思います。この後、昭和46年開催の第10回までは、同校の大音楽室をお借りして行っていたようです。

第11回の昭和47年度からは、掛川市文化センターに場所を変え、第20回の昭和56年までの期間、そこで行われました。今はもう無い施設ですし記憶が定かではないのですが、舞台があって、床に座って見ていたような気が・・・ 小学校の体育館のような感じ・・・ だったように記憶しておりますが、どうだったでしょうか?

そしてその後、昭和58年に掛川市生涯学習センターが完成した後は、ずっと同大ホールで行っており、現在に至っております。学習センターでの開催は今年で28回目となるのですが、同センターでそれだけ長く続いている行事は、他にはそうそう無いようですよ。それこそ成人式とか・・・

 

発表会を行った時期は、最初の年こそ年度末に行っていますが、後は概ね11月の終わりから12月の始め、つまり2学期の後半に行っています。「行事の2学期」とよく言われるのですが、2学期前半に運動会、後半に発表会というパターンは、現在全国的にも多く見られるようですので、くるみ幼稚園も試行錯誤をしながら、結局はそこに落ち着き、以降は12月の第一土曜日に定着いたしました。

 

行事名が今の「リズム発表会」になったのは、第11回から。その前までは「動きのリズム発表会」や「うたとリズム発表会」という名称でした。文化センターに場所を移したのと同時に変えたのかもしれませんね(^○^)

 

さて、内容の方を少し紐解きますと、演目は、最初のころはいわゆる”おゆうぎ”が主です。先生がピアノを生で演奏して、それに合わせて子どもたちが可愛く踊る姿が目に浮かびますね(^-^) 

また、現在の様な形態の器楽合奏も、小規模な形であったようですが、歌や合奏を、色々な楽器を使って大がかりに・本格的に行い出したのは、たぶん前園長小澤辰幸が園に入った後の、昭和50年以降からだと思われます。それから、現在は行ってはいない、オペレッタ形式でない、「」があるのも面白いですね。

 

次回は、何で幼稚園では発表会を行うのか?子どもにとって何で発表会が必要なのか、というそもそも論・基本的なことからお話しさせて頂きたいと思います(^-^)

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園の教育(行事紹介)|2010-11-19|

H22.11.11(木)プークの人形劇を見ました(@_@)

今日は、人形劇団プークの皆さんが、東京からくるみ幼稚園に来てくださいました。

人形劇団プークの創立は、昭和4年(1929年)だそうで、今年で創立81年。日本で最も歴史ある人形劇団と言えると思います(^○^) 詳しくは、プークのホームページをご覧ください。http://www.puk.jp/aboutPUK.htm

くるみ幼稚園に来ていただくようになって、既に30年以上の歴史があり、毎年この時期には”本格的な”人形劇が観劇出来るとあって、子どもたちもとっても楽しみにしています(^O^)

 

前日10日の夕方、仕込みの為に大きなトラックが園に到着。この中に舞台用のすべての道具や、沢山の人形が入っているんですよ。

到着次第、ホールを模様替えです。今回はステージ側ではなくて後ろに舞台を設定です。皆さん手慣れたもので、何もなかった空間が、みるみる人形劇の舞台に変身です!\(^o^)/

 

本日の出し物は、『ピーターとおおかみ』 ねぎぼうずのあさたろうの二本です。『ピーター…』は、セリフがなく、音楽、効果音、照明と人形の動きだけですべてを表現します。登場人物や動物?の微妙な心情変化を人形で演技するわけですから、そのテクニックたるや、「さすが!プロフェッショナル」と、いつも関心してしまいます。子どもたちも、まったく飽きずに真剣に舞台を見つめていました。

 

もう一本の演目・『ねぎぼうずのあさたろうは、『ピーターとおおかみ』とは打って変わって、とっても楽しいお話に面白いセリフ、そして沢山の人形たちに出演して頂きました。面白いところでは子どもたちも大笑い(^○^) 約40分間の比較的長い演目でしたが、それでも子どもたちは集中して真剣に見ていました(@_@)

人形劇を演じて下さったプークの皆さんです。今回は俳優さんが5名、音響・照明さんが1名の合計6名で劇を演じていただきました。

最後には子どもたちからプレゼントを渡し、「ありがとうございました!」

 

冒頭にも書きましたが、人形劇団プークは日本で最も歴史ある人形劇団でしょうから、現在国内に存在する人形劇団の中でも元祖・老舗であります。従いまして、その演技、様々な技術、人形の質、脚本…などは、やはり群を抜いていると言えるのではないでしょうか。それを裏付ける事例として、有名な所では、愛子様も園で観劇をなさったそうですから、ある種の”お墨付き”…ですかね。

くるみ幼稚園では、プークの皆さんに上演してもらい始めてから既に30年以上が経ちます。当園のモットーとして、子どもたちに本物を見せる、というものがありますので、このプークの人形劇の上演は、まさにうってつけ、「本物を見せる」ことになると思っております。

プークの皆さんには、これからも素敵な作品を沢山上演して頂きたいと思っております。本日はありがとうございました(^-^)

                                                                (直)

くるみ幼稚園コンサート|2010-11-12|