くるみ幼稚園

年長さん”一泊保育”!!②

2012.07.27

年長さん”一泊保育”!!②

・・・くるみ幼稚園の『年長さん”一泊保育””!!①』からの続きとなります(^○^)

 

つま恋のお風呂に入った後は、幼稚園に帰ってきてちょっとくつろいだり、自分のお布団を敷きました。みんな自分の寝る場所をきれいに作ります(^O^)/

   

そして、待ちに待った夕食です。再び朝と同じくるみレストランに全員集合し、自分たちが作った手作りアルミのお皿で美味しい美味しいカレーを食べます。順序良くカレーをよそってみらい、全員が揃ってから『いただきます!』

  

今日は、居尻でいっぱい遊んで良く動き、良く笑いましたので、おなかもペッコペコになったのでしょう。たくさんおかわりをしている子もおりました。ちなみに、子どもたちに夕食の配膳をして下さったのは、女性役員さんと地区委員のお母さんたちでした! 本当にありがとうございました(^O^)

  

そして夕食の後は・・・。ちょっとハラハラドキドキの『おばけやしき』です。子どもたちは色々な意味で期待しておりましたが・・・・・・まず始めに、先生からコワ~イお話をしてもらい、雰囲気を盛り上げます・・・。みんな食い入るように真剣に聞いてました。「先生こわーい」「おばけなんかこわくないよ!」・・・と、色々な声が聞こえますが、やっぱりみんなコワイんでしょう。

  

・・・”おばけやしき”なんて、小さい子どもを驚かせるようなことをするな!と思う方も、保護者の中にはいらっしゃるかもしれませんが、集団教育の中で、「何だかわからないけど怖いもの」「得体が知れないもの」が、この世の中にはあるのだと言うことを、幼児のうちから経験することは大切なことであり、それこそが教育の醍醐味だと私たちは考えています。

人類が万物の霊長を気取り、「この世に怖いものなんて無い!」と思うことこそが、人間の傲慢さであり、やがてそれは人間関係のひずみや社会崩壊を招く恐れがあるのでは・・・ないでしょうか?  自身の力の及ばないものを「畏れ」と称し、それを敬い尊ぶことで古来より人間は自然とともに生きてまいりましたが、そういった「真摯な心」があるからこそ人間は謙虚になれるだろうし、他者に優しくなれる。それは万国共通で人間が持っているとっても素晴らしいものだと思うのです。

   

そういう意味を込めての「おばけやしき」は、将来もきっと、子どもたちの心の片隅に残っていってくれるのではないかと願っています。

  

 

さてさて、当然ですが、おばけやしきで子どもの心をダウン↓↓↓させたまま就寝させるようなことは、くるみ幼稚園では決していたしません(^○^)  怖いことを頑張って乗り越えた子どもたちに、お父さんたちからキレイな花火のプレゼントです。

 

お父さんたちが「アチチ!」と言いなが一生懸命頑張って、沢山の打ち上げ花火や吹上花火を上げてくれてました。夜空にきれいに輝いた花火を見上げて、思わず、「わ~スゴイ!」「キレイ!」と言っている子どもたちの晴々した顔が写真からもわかると思います。

  

・・・この後、子どもたちはお部屋でいよいよ就寝。

 

電気を消したらすんなり寝てしまう子、コーフンしてなかなか眠れない子、楽しくてついついお友だちと話してしまう子・・・などなど、子どもたちが沢山いれば様々です。だけどやっぱり今日一日たっぷり遊んだ疲れからか、みんなグッスリでした(^O^)

と、言う訳で第一日目は、事故やケガもまったくなく、無事に終了いたしました(^O^)

    

   

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2日目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・夜、子どたちは全員無事に就寝しましたが、夜中にもトイレに行く必要のある子どもを起こしてあげたり、興奮して起きてしまう子どもを静かに寝付かせたり・・・と、様々なことがありました(^v^) 

  

それでもみんな、元気よく起床!!!

   

起床時間がきて、全員が起きました。パジャマを脱いでたたみ、自分の布団をたたむなどの身支度をします。布団をたたむだけではなくて、布団袋に入れ、お家に持って帰る用意も自分で行いました(^O^)

   

朝は、外で集会を行いました(^O^) 元気に体操もしましたよ! 園庭を思いっきり駆け回って、そろそろお腹が空いてきたかな???

  

「いただきます」をする前に、くるみ会会長さんからのお話です。・・・お話の後は、みんなで元気に歌をうたいました!

    

いよいよ『いただきます』です。みんなもうお腹がペッコペコ。元気に挨拶をして朝食を食べました!

   

朝食が終わった後は、昨日からずっと一緒にいて頂いた、役員のお父さんたちにお礼のご挨拶をしました。実は役員のお父さんには、園にも一緒に泊って頂き、子どもたちみんなが元気に過ごせるように陰からずっと支えて下さいました。本当にありがとうございましたm(__)m

 

・・・くるみ幼稚園一泊保育も残すところあとわずか。朝食後に園長私からもお話をさせて頂きましたし、お部屋に帰ってからも先生からお話がありました昨日と今日の一泊保育、とっても楽しかったね!」「みんなが頑張ったから、お家の人と離れても大丈夫だったね!」「みんなとってもカッコよかったです!」・・・と、言ったような話が、どのクラスでもされておりました(^v^)

   

そして降園です・・・。クラス毎にお家の人に迎えに来ていただきました! 「お母さん!ボクとっても頑張ったよ!」と言って笑顔で抱きつく我が子が、たった一日見なかっただけで、『ずいぶん成長したね!』って感じませんでしたか?

    

お帰りの場面は、今回の行事の中で数あるシーンの中でも、ちょっと感動的な場面でしょう?!! 丸一日に渡って我が子と離れていたお家の方々が、子どもを見つけた瞬間に見せる満面の笑顔、お家の人に思いきり駆け寄る子、それを見守る先生・・・。三者の信頼関係が成立しているからこそ、見られる光景ですよね(^O^)

   

・・・と、言う訳で、平成24年度、くるみ幼稚園51回目の一泊保育も無事に終了することが出来ました。まずは、この行事を行う狙いや意義を的確にご理解いただき、全面的にご協力いただきました、年長の全保護者の皆様に厚く御礼を申し上げます。中でも特に、役員・地区委員・学級委員の皆様には、直接・間接問わず大変献身的なご協力をたくさん頂きました。重ねて御礼を申し上げます。

男性役員さんは、丸一日以上連続でお付き合いをいただき、子どもたちと一緒に園に泊って頂きました。陰に日なたにフル回転のご活躍、そしてこちらからお願いすることを嫌な顔一つせずに正確かつ確実にこなして頂くその秘めたる力量には、ただただ脱帽・感謝するばかりです。 

参加頂いたお父さん・お母さんからは、『自分も楽しかったです!』というご感想を頂きました。非常に嬉しく思うと同時に、私たち園側としては、皆さんの心からのご支援に対して、やはり通常の保育活動を教職員一人一人が心を込めて行うことでしかお返し出来ないと改めて認識しました。本当に本当にありがとうございました。m(__)m

   

こういった行事を安全・確実に楽しく行うためには、参加された保護者の皆さんたちが身を持って示して下さった『親の教育力』をはじめ、大人たちの指導・援助の手が必要です。私たちは園の諸活動を、子どもの育ちのためには大変意義あるものと信じて行っております。個々の子どもと、集団としての子どもたちが一層楽しく前進できるよう、今後ともどうぞご協力をお願い申し上げます。

子ども達と共に、いつも保護者の皆様、そして先生たちの笑顔があふれる行事の素晴らしさをかみしめ、くるみ幼稚園教育の確かなる伝承と実りをとてもうれしく思います。

子どもたちが初めて親元を離れ、大好きな友だちや先生と一夜を過ごすことを実践したという経験と、それを達成した喜びは、やがて彼ら自身が自立するための大きな自信となりましょう。これぞ一泊保育を行うための大きな狙いの一つでありました。それらの環境作りにお力添えを頂き、本当にありがとうございました。

心からの感謝を申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきますm(__)m

 

                    くるみ幼稚園 園長 小澤直明・教職員一同

        

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豊かな体験に基づいた創造をうながす教育環境と、計画的・組織的な具体的教育内容が準備されている教育機関であり、子どもたちの「生きる力」の基礎を培ってまいります。

子どもたちは、「あそび」を通して、集団という環境に入ることで、色々な体験をして成長していきます。

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